セント・ジャーメインに聞きましょう -- 「気持ちはなぜこんなに変わりやすいのでしょう？」

セント・ジャーメインに聞きましょう -- 「気持ちはなぜこんなに変わりやすいのでしょう？」
By Alexandra Mahlimay and Dan Bennack
Cluj-Napoca, Romania
17.11.2010
www.joyandclarity.com

翻訳: Nobuko Machida
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この「魂の目的を知るリーディング」はクライアントの許可を得て、ここに発表します。
セント・ジャーメインの「あなたの魂の目的をサポートする」をご覧ください
http://joyandclarity.blogspot.com/2010/07/soul-purpose-session.html

セント・ジャーメインさま、私の気分や考えはいつも変わってばかりいます。ある時は興奮に沸き立ち、次の瞬間、落ち込んでいます。私はシングルマザーで、この立場が私の自尊心、選択するもの、子供たち、全般的な幸せに影響しています。また、毎日のきまった家事を長く続けることができません。助けていただけますか？

友よ、あなたは敏感な人ですね。そのため他人の考えや気分、感情が浸透しやすいのです。そういったものはあなたのエネルギーフィールドへの強い足あとになります。これはあなたにとって、何を意味するでしょう。一般的に、あなたに影響を与えている不機嫌さの源は、時にはあなたの中にある、ということなのです。しかしもっとありがちなのは、それがあなたの周りの人たちによって引き起こされている場合です。

一つ例をあげましょう。あなたは他人のエネルギーに影響を受けやすいので、長い間多くの人のいる場所にいると、疲れてしまうでしょう。あなたの感情も影響を受けます。突然怒ったり沈み込んだりしますが、それはあなたの正当な感情ではなく、誰か周りの人がこのように感じているからなのです。

この説明が腑に落ちますか？もし腑に落ちるなら、あなた個人としてのエネルギーを統一しておくための個人的な境界をつくることで良くなるかもしれません。そうすればあなたの人生から、混乱や不機嫌さのほとんどを排除することができるでしょう。

あなたの魂は、あなたの個性を守る境界や決まった手順を確立するよう、促しています。これをエネルギー上の自己防衛と呼んでもいいでしょう。

境界と個人の統一

もちろん、究極的には何もあなたが防衛されなければならない理由はありません。あなたは神の子であり、また神でもあります。まる。この真実によってあなたの安全は保証されます。しかし地球という場では、この事実に対して、人は様々な度合いの意識を持っています。つまり、他人は脅威よりも安全を感じたいために、自分の意志、感情、考えをあなたに投げかけてくることがあります。こんなことをするのは、彼らが「自分の神性の真実」を忘れているからです。

あなたが敏感な人なら、あなたのスピリチュアルな意識がよく発達している可能性が高いと言えます。その結果、あなたは他人に対しエネルギーが開いており、信用もしています。しかし見境がない場合、あなたより意識の低い人たちが、彼らの考え、感情、恐れであなたのエネルギーフィールドを侵略していきます。これに気づかないと、彼らの強い感情を自分のものと感じてしまいがちです。自分がどこまでで、相手がどこから始まるのか、その境界がわからないのです。

ですから、繰り返すと・・あなたの一定しない気分や悩みはしばしば、あなた自身の敏感さによるのです。あなたは「スピリチュアル的に開いている」つまり個人のエネルギーの境界を保つのは、あなたにとって簡単ではないかもしれない、ということです。

あなたの魂の目的について

この時期、あなたの魂は、あなたの人間関係に個人の境界を設けるようにと勧めています。人間関係には、あなたの子供、両親、友達、そして職場の人たちさえ含まれます。

しかしこれを実行するに当たって、あなたは母親の役割に効果的にはまり込む必要があります。このことで、混乱や気持ちの変動が最大になりがちです。最初は難しく感じるかもしれませんが、ひるんではいけません。だんだんうまく行くようになります。

境界をつくることには、他にも利点があります。子供たちに、あなたの境界を知らせることができるようになり、シングルマザーとしての生活を楽にする実際的な日課を確立すれば、魔法のようなことが起きるのがわかるでしょう。思いもよらない、とても嬉しいことが起こります。

あなたの周りの人の悩みと、自分の考えや感情を区別できることがわかり、自分のものではないことをフィルターで分けてしまえるのです。これであなたの人生は大きく改善するでしょう。安心して子育てができるし、ほかの人間関係にも自分を十分に出していけるようになります。自分のものとそうでないものとを区別できるようになり、あなたが願っているように、世の中での全般的な幸せも増してくるでしょう。

また、家庭では親として、伝える人として、役割が以前よりしっかりするでしょう。子供たちには、実際のあなたがそうである通りの、愛情に満ちた親として話しかけることができますが、より威厳を持ってはっきりした立場から物が言えるようになります。あなたは愛と思いやりを伝えるでしょうが、あなたが有能な母親であることを許す枠組みの中から、そうするようになるでしょう。

これがあなたの目指していた目的だったのです。

現在、あなたは片親であることの責任に重圧を感じているでしょうし、それを完璧にやってのけることを強制されているように感じているかもしれません。でもリラックスしていいのですよ。あなたの世界が時には焦点を失っているように思えるかも知れませんが、これは正すことができるし、あなたはそうするでしょう。今、対策としてあなたができる具体的なことがちゃんと存在しています。

日課に助けてもらおう

家庭のことで長い時間、実際的な日課をするのが難しいとおっしゃっていましたね。ところが、日課と境界はとても効果的に働くのです。なぜでしょう。それは、普段の状態で、あなたにとって何が重要なのかを、あなたや他人に見せることによって、日課はあなたという人を定義づけることができるからです。

あなたに近しい人、例えば子供たちがあなたの日課を見ていると、彼らはあなたが生活上優先していることにつくった境界を目撃しているわけです。特定の日課を重要なものだとすることで、これはあなたが誰で、何をし、何に価値を置くのか、を正確に反映するものだというメッセージを子供たちに送っているのです。つまり、あなたはただ話すだけでなく、行動で境界をつくっているのです。人は言葉より、行動を尊重することが多いものです。

ですから、特にあなたが敏感な人ならば、境界と日課はお互いをよく支えあうことを覚えておいて下さい。この二つは、自分ではどうすればいいか忘れてしまった人によって、あるいは年端が行かなくて、まだ理解できない子供たちによって踏みにじられる事なく、あなたが心を開いて、愛情に満ちた人でいるための道具を与えてくれます。

親愛なる人よ、質問をありがとう。

私はセント・ジャーメイン。 
 
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