Monday, January 26, 2009

『充分じゃない』って言うのは誰?- 聖ジャーメインより


By Alexandra Mahlimay and Dan Bennack
Cluj-Napoca, Romania
17.11.2008
www.joyandclarity.com

翻訳: Yumi Shigaki
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何度、あなたは自分に問いかけたことでしょう。「いつになったら私は自分に値するよいこと・素晴らしいものを受け取ることになるの?他の人たちのために私がしてきた善いことの報いをいつになったら受けられるの?」-覚えているだけでも限りなく、あなた方のほとんどはこれを口にしたことでしょう。それは基本的に間違っていないはずです。

あなたは、このようにずっと言われてきましたね。-「自分の好きな(愛する)ことをなさい。お金は後からついてきます。」-あなたがそうした時、あなたがみつけたことは、これだったのではありませんか?「私が奉仕することを選んだ人からは、私は評価されなかったみたい…。」

何度も何度も、あなたはそれを撤回しようとしたかもしれません。それでも、どれだけ一生懸命試みたところで、「自分は充分じゃない(充分によい存在ではない)」と感じてしまうのは、いったい何を意味するのでしょう?よいことが自分に起こらないようにすると思えるようなこうした感情が、なぜ生じてくるのでしょう?

「自分は充分じゃない」という感覚…あるいは「自分がしてることは得意じゃない」という感覚…そうした感覚が湧き上がってくるのは、どこか深いところで、あなたが「自分は愛に値しない」と感じているからです。そして、それに関して何とかしなければならないと思い込んでもいるからです。

自分が愛から切り離されていると感じたその最初の時に、あなたはこの誤った認識をもちました。たいていの場合、それは幼少期のことだったでしょう。おそらく、あなたは自分がしたこと、あるいは言ったことを理由に非難されたのでしょう。「あんたってば、悪い子ね!」とか「悪い子になっちゃダメよ」といった言葉を聞かされていたのでしょう。事態は、あなたの中に引き起こした感情ほど重要なものではなかったはずです。しかし今なお、その感情は、あなたの中にあります。

自分の愛する人から「悪い」と言われた時…とりわけ、それが理由で叱咤されていたとしたら、あなたは自分自身について、どうしたら気分よく感じることを望めるのでしょう。その代わりにあなたは、苦痛を自分のものとしました。そしてさらに、そのような辛い経験が積み重なり、あなたは「自分が悪い」…それが真実だと信じるようになりました。まもなく、あなたは「自分には何か間違ったところがある」と受け入れ、「周りからの承認を得るためには一生懸命にならなければならない」と受け取るようになりました。そうして、苦しみへの旅が始まったのです。



□ 自分の価値に関しての内なる衝突

「自分は充分じゃない」と感じる時、あなたにはいつも、「愛されるためには、もっと一生懸命にならなくちゃいけない」と確信する自分の特定の部分があります。あなたの自己認識の~この孤立した部分は、自分の価値と良さを覚えている自分の中心的な部分と直接衝突するために存在しているかのようです。そしてこの内なる衝突は、子供時代には一般的なことでありますが、愛と理解で癒されない限り、それは大人になっても続きます。このような内なる衝突は、愛を感じる能力を麻痺させることができます。そしてまた、仕事であれ、遊びであれ、あなたが最も評価することを楽しむことからも、あなたを妨げます。

ライトワーカーは特にこのジレンマに影響されやすいものです。あなたは同情(憐れみ)と理解をもってして奉仕することにモチベーションを感じているのに、自分がすることを、自分あるいは他者にとって充分なものと思うことは決してありません。あなたには、感謝されるという…そして自分であることに報いられるという…気高い希望があります。そしてその希望が、さらに自分自身を捧げるよう、あなたを励まします。なのに、結局は取るに足らない結果になります。あなたのマインドは「ちゃんとすべて間違いなくやった」とあなたに告げます。けれどもハートの中の空っぽな感覚は「充分じゃなかった」とあなたに告げます。

本当のところ、あなたは踏み車の上にいるのです。あなたは、「ものごとを正しくするためには一生懸命に~さらに一生懸命に試み続けるべきだ」と条件付けられています。内側の深いところであなたは、いいことが自分に起きるには「自分は充分じゃない」と思い込んでいるからです。この思い込みは、子供の時に経験した拒絶・否定にまで遡ることができます。その時、単にあなたは、他の人たちとの自分の関係にとても深い溝を感じたのでしょう。



□ 『充分じゃない』って言うのは誰?

『充分じゃない』とは、「よいことが起きるだけの価値が自分にはない」あるいは「まさに自分のままでは自分には愛される価値がない」と感じるあなたの部分です。それはあなたの生きたエネルギー=あなたであるスピリットの一部です。それは、神から…自分の周囲のものたちから…切り離されてしまったと幼少期に確信した時からあなたの部分になりました。今なおまだ、それは脅かされていると感じています。あなたの認識のこの部分は、それこそが自分だと思っています。けれどもそうではありません。それはあなたのエゴの断片あるいはサブ・パーソナリティにすぎません。それは、あたかもそれ自体が生命をもっているかのようです。けれども、あなたがそれに自分の注意を向けた時…つまり、「自分は充分じゃない」という思いを自分が認めた時にだけ、活発になるだけです。実際それは、“自分が思う自分”の誤った認識にすぎないのです。

『充分じゃない』と思う面も、あなたの重要なサブ・パーソナリティのひとつです。それは、「自分には価値がない」と強く確信しています。そのような経験以外に自分が存在するとは想像もできないのです。それほどまでに強く思い込んでいるからです。そして、その面は、遅かれ早かれ、自分は愛されない・欠陥のある人間だということが誰かにバレて傷つけられるということを知っており、その条件が満たされるのを待っています。『充分じゃない』と思う面は、破壊活動家でもあるのです。それは、自分という者に関して「まだまだ充分じゃない、まだ全然ダメ」という思いからあなたが逃れることを許しません。自分が愛する好きなこと・自分が得意なこと・自分がいい気分になれることを何か敢えてしようものなら、その行為によって『充分じゃない』と思う面は脅かされ、あなたがそれをすることを許さなくします。そしてそれはあなたに「自分は本当に充分じゃない。だって、自分がホントにそうなんだもの。」と告げるでしょう。そうしてあなたはおそらく何に関しても気分よくなることができなくなるでしょう。本当にあなたが「自分は充分じゃない、まだ全然ダメ」と信じ込むまで、何度もあなたに思い出させるからです。

『充分じゃない』と思う面は、あなたにとって気分がいいこと・楽しめることを自分から切り離すように、不信・疑念・セルフジャッジメントであなたを徐々に蝕みます。そうして、気分がよくなること・楽しめるはずだったことをしても機能しなくなったら、他の不満をあなたに引き降ろします。そうしてあなたは、“価値がない”という自分自身のフィーリングに対処するのではなく、その失望から自分を責めるようになるわけです。



□ ライトワーカーの幻想

この響きは耳慣れていますか?あなた方の多くがこれに奮闘しています。どれだけ一生懸命に顕現させようとしても、ちっとも現実にならない些細な夢に対して、嫌気や失望を感じてはいないでしょうか。あなた方は、こうした失敗・敗北も自分のアセンションのプロセスだと考えることを好みます。しかし、必ずしもそうではありません。それは、ライトワーカーの幻想である場合もあるからです。

この種の幻想は、光の意識をもたらすことのないまま、自分には価値がないというフィーリングで自分自身を破壊させ続けます。また、「アセンションとは意識において成長するために自分の好きなことをすることを犠牲にすることである」という偽った主張もします。しかし、そのような場合のあなたが本当にしていることは、自分の意識を犠牲にしていることです。それでは、成長などしません。

あなた方の多くが奉仕することを望んでいます。奉仕するという考え方を好みます。「自分が奉仕している間に世界が自分に感謝してくれるなんて…」と想像して心地よくなりもします。しかし、ちょっと待ってください。誰がそのように言っているのですか?言っているのは、あなたですか?『充分じゃない』と思う面があなたのために語っているのでは?

『充分じゃない』と思う面はライトワーカーの理想をあなたに影響させて、その類の活動に関係させて満足します。けれども、あなたの幸せと喜びがふくらむことで『充分じゃない』と思う面が脅かされると感じるポイントになるまで、あなたを楽しませるだけです。『充分じゃない』と思う面が脅かされると感じるポイントになれば、それはあなたに「充分じゃない、まだまだダメ。それは私が充分な存在じゃないから」と思い出させます。そのため、自分というもの・自分であることに関して、あなたは満足することができません。また、『充分じゃない』と思う面は「誰もどのように私を評価するかがわからないんだ」とか「私がしていることを誰もわかってくれない」と、あなたに告げます。「雇い主は私の仕事を評価しない」とか「私にだって愛される価値はあるのに親も配偶者も私を愛してない」などとも告げます。おそらく「私は敏感で・気づきを得ていて・愛ある存在なのに、世界のほうがまだ準備ができていないんだ」とも語るでしょう。そしてあなたにこのようなことを話し終わった時に『充分じゃない』と思う面は、あなたが気分よく感じることすべてをもう止めてしまうよう求め、そのように結論付けさせることでしょう。

これがあなたがしていることです。今まであなたはこのように確信していたはずです。けれどももう一度申し上げておきましょう。『充分じゃない』と思う面は、実のところあなたなのです。あなたは「幸せになるための…よいことが自分に起きるための…それだけの価値が私にはない」と信じ込んでいる自分をみつけることになるでしょう。あなたがこれに終止符を打たなければ、これを続けるためのネジを巻き続けることになるだけです。ならば、どうしますか?片隅に座り込んでバラバラになるのを待ちますか?いいえ、そうではありませんね。あなたが自分自身としているゲームを見る時間です。



□ その代わりに、あなたにできること

自分の神性と十分につながった愛の人生を生きるに…自分は充分に足りていると知ってください。あなたは、充分以上に足りています。あなたはあなたの神(神性)です。神はあなたの中で最奥の内なるセルフとして生きています。神とはそうするものだからです。あなたは自分の好む時にいつでも~「自分そのままの自分が本当に充分というわけではない」と言う疑いの声を聞いた時であっても、この見方をすることができます。

自分という者に対してこの高次の認識を意識的に選択した時、あなたは中立不偏のオブザーバーの位置に立ちます。そこでのあなたには、混乱しているものとして自分の部分を見ることも、それに愛をもたらすこともできます。あなたはその苦しみに同情することもできます。けれども、それが自分の人生を損ない続けることを許さないはずです。あなたは混乱した自分の部分に、自分が本当は何者なのかを~神の子であり、また神でもあることを~穏やかに思い出させます。あなたというユニークな人間は神の持つ聖なる特質を体現する者です。あなたはその部分をホームへと歓迎し、神の持つ聖なる特質を統合した自分のファミリーとしてその部分を迎え入れます。あなたが『充分じゃない』と思う面に与えることができる思いやりと再統合という最高の贈り物は、それを改めて決意することなのです。あなたはその部分に「私がまさに私であるように、私は完全で、全面的に愛されている」と言うこともできます。それこそまさに自分と完全性の場=ホームへの帰還を歓迎することになるのです。

自分が愛を預かっていることを…必要とする愛すべてを自分が授けるのだということを…思い出してください。それから、自分の善きことのために違った方向で自分が注意深くなっていられるよう願ってください。自分について良い感じを得られたり、自分が楽しめることをする機会、そして自分が誰かにすることを心地よく思ってもらえる機会すべてに対して自分が注意深くなっていられるよう求めてください。そうして『充分じゃない』と思う面に、自分の長所を壊すのではなく、保護するようにさせてください。その面をあなたと神との関係の真実に戻してください。

このようにすることであなたはサポートされるということを知っていてください。あなたがこうすれば、あなたの人生は様々な方法で祝福されるということを知っていてください。


私は、聖ジャーメイン。

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